リフォームは元あった状態へ戻すことが目的

これまでのリフォーム工事と聞けば増改築が主流でした。土地に余裕があれば、敢えて住んでいる場所に手を加えず、増築してしまった方が費用、工期、施工面、全てにおいて手っ取り早かった。

土地に余裕があると言っても、基準法で言う建ぺい率はとっくに超えてしまっていて、結果的には大きな土地に大きな建物が立ってしまう。景観はせせこましくなり街並みは何か窮屈。

建物自体を見てみると構造がややこしくて不安定な状態になってしまっている。新築した当初は大工さんが考えてバランス良く建てられていたはずなのに、増改築したことによってアンバランスになってしまっています。

仕上がってしまうと構造的な問題は天井裏、壁内部に隠れてしまうから見えません。見えなければ不安もないけれど、住まいの基本的な在り方としてはやはり改善しておきたいです。

現在進めている太郎丸の家では、新築された当初に立っていた柱は追加して立て、新築時の状態に戻すこと。筋かいは適宜補強して各所金物で緊結します。寸法が小さな梁には添え梁をしてたわみを解消させます。

工事が進むに伴って、柱は立ち、梁が補強されるのを見ると、平面計画を暮らしやすくするために考えて設計していましたが、新築当初のあるべき構造の姿に戻っているなと実感しています。

やはり昔の大工さんは凄いなと改めて敬意を表したくなります。

▼梁を補強して端部には柱を入れる
20180508 (6)

▼抜かれていたと思われる柱の箇所に丸柱を立てる
20180508 (7)

▼梁と柱、基礎のある箇所には筋かいを設置
20180508 (1)

▼金物で確実に緊結します
20180508 (8)

▼土台、大引き、根太と床組みの基本が整ってきた
20180508 (3)

住所 〒939-1431 富山県砺波市頼成322
電話 0763-37-2551(不在の場合は僕の携帯へ転送されます)
ファックス 0763-37-2552
メール tachibana@flagship-style.jp


フラグシップのホームページ
フラグシップへのお問い合わせ
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する