断熱講習会に参加して、めざす断熱レベルをどこまで持っていくかを決めて行く


先日HEAT20の勉強会に参加してきました。
講師は住宅技術評論家の南雄三先生です。

HEAT20とは民間の委員会が、省エネルギーと室内環境性能の向上に向けて、
断熱の性能推奨水準の性能を示すもの。
国が基準としている、断熱省エネ基準の数値より高い水準にあるのがHAET20です。

数値で見てみます。富山県は気候地域区分「5」
※気候地域区分とは、北海道から沖縄まで1~7の区分に分けられているもの

5地域の外皮平均熱貫流率UA値は、
ZEHレベル 0.6W/(m2・k)
HAET20 G1レベル 0.48W/(m2・k) ※数値の小さい方が断熱性能は高くなります

数値を並べても、それが快適性につながるかどうかはわかりません、、、。
とも言っていられない国の状況がそこまで迫っている苦笑。
2020年には新築住宅の過半をZEHレベルにする施策で動いているから、
この数値を基準に、さらにはHAET20レベルまでもって行く家をフラグシップの基本性能にするか。

さあどうする。
数字を追い求めて「うちはこれだけの数値だから暖かい!」とかは言いたくない。

まずは工務店設計士として構造や断熱(熱損失)の計算をちゃんとやって、且つお客さんが
住んでからの状態をつぶさに観察(測定)して、計算通りの数値(光熱費)や満足度を見る
(聞く)ことが必要だと考える。

例えばUA値0.87W/(m2・k)で満足度が高ければヨシだし、0.48W/(m2・k)でも
満足度が低ければ見直しだろう。

「うちはこの断熱レベルで光熱費はだいたいこのくらい」
「住んでいるオーナーは、まあまあ暖かいと言ってくれ満足しています」
という落としどころをどこに設定するかを2017年くらいまでには決めて行きたい。


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