造作玄関戸はたくさんの業種でできあがる

太郎丸の家は玄関戸を造作で製作する設計になっています。設計段階では既成品と造作戸で随分と悩みましたが、仕上がりの雰囲気、家全体のプロポーション、趣から最終的に造作となりました。そしてフラグシップでも初めての両引分戸となります。造作と既成品は色々な側面で特徴が異なってきます。造作の場合たくさんの職人の手が加わり、ひとつの建具が仕上りまで手間ひまがかかります。そのために各寸法をぴたりと納められる施工図...続きを読む >

減築の施工例と可能性

減築と聞いてイメージするのは、2階建てを平屋建てにすること。屋根外壁、基礎を解体して床面積を削減することが思い浮かぶ。減築に特別な定義はありませんが、床面積を削減することを一般的に「減築」といいます。2階建てを平屋建てにするケースは全国でも増えていて、これからもっと増える傾向にあります。ただ費用、工期ともそれなりに多くかかります。実家など思い入れがある家のリフォーム以外では現実的なものではありません...続きを読む >

床をくり抜いて吹抜けをつくる

太郎丸の家改修工事は外部の外壁がほぼ張り終え、引き続き内部の大工工事を着々と進めています。全体の工程からは中盤に差し掛かる段階で、これからは内部の間仕切りや断熱材充てんを順に行っていきます。広く大きな家では部屋に窓を直接取り付けることが難しい場合があります。1階リビングに窓がない太郎丸の家では、直接的な窓ではなく2階の床を取り払い吹抜けにすることでリビングに明かりを届ける設計にしています。上部からの...続きを読む >

外壁を杉下見板張りで仕上げる

太郎丸の家では外壁工事を五月晴れのうちに終えられるよう急ピッチで進めています。外壁は杉下見板と白漆喰とガルバリウム鋼板に使い分け、どう仕上がるか楽しみです。下見板は杉の荒板15ミリを使用。以前までは台形型にプレーナー加工されていた板を使用していましたが、着色塗装をする前提なのでラフ表面の荒板に切り替えました。ラフとは鉋などで削り加工していなく、鋸挽き目の残る毛羽立った表面になっています。ラフ面は塗装...続きを読む >

左官外壁下地を木でつくる

外壁を左官で仕上げる場合は、仕上げ材を何にするかを決めると同時に下地の施工方法を拘るようにしています。外壁左官は湿式工法のモルタル塗りを下地として、仕上げは漆喰で塗り上げます。漆喰の歴史は長く、現在は材料の質が改良され白色が長く保たれる材料となった。また漆喰は強度が高く硬いため、割れが入りやすい特徴がありますので、クラックが気になる方に左官仕上げはおススメできません。太郎丸の家では漆喰塗りを採用し...続きを読む >

リフォームは元あった状態へ戻すことが目的

これまでのリフォーム工事と聞けば増改築が主流でした。土地に余裕があれば、敢えて住んでいる場所に手を加えず、増築してしまった方が費用、工期、施工面、全てにおいて手っ取り早かった。土地に余裕があると言っても、基準法で言う建ぺい率はとっくに超えてしまっていて、結果的には大きな土地に大きな建物が立ってしまう。景観はせせこましくなり街並みは何か窮屈。建物自体を見てみると構造がややこしくて不安定な状態になって...続きを読む >