新築住宅であれば耐震性能が高いとは限りません

新築であれば耐震性能が高くて当然とお客様は思われるかもしれません。なぜなら?それは新築だからといった理由から。本当に新築なら大丈夫か。耐震性能とはなにか。それを区別できるものが耐震等級になります。建築基準法で定められている耐震性能を満たす等級は1で、1より1.25倍が等級2。1.5倍が等級3となります。等級だけ聞けば1より3が良さそう。でも基準法で1とあるならそれ以上は必要ないのでは?とも思ってしまいます。近年...続きを読む >

阪神淡路大震災から24年

当時高校3年生だった僕はちょうど起床した時間でした。富山でどれくらい揺れたのか。地震という災害に関心が薄かったせいもあって「揺れる」こと自体、何が起こったか全く想像出来なかったことを憶えています。この災害を教訓に建築基準法は改正を繰り返し現在に至っています。ただ残念なのは十分な基準法改正とは言えない。木造2階建て以下の住宅を新築する場合、地盤、基礎、軸組み、屋根荷重などの構造計算を設計者の判断に任せ...続きを読む >

構造性能に優れているには根拠があります

工務店やハウスメーカーに新築工事を依頼すれば、構造についてしっかりと設計してくれる。このようなイメージを持たれるお客様は多い。では構造についてしっかりとした設計とは何か。フラグシップが提案する構造設計は、構造計算、許容応力度計算を、自分たちが計算ソフトを使って一棟一棟確認することです。許容応力度計算とは、荷重や外力がどれだけ作用するか、どれだけ耐えられるように屋根や床を支える梁にどの樹種を使い、寸...続きを読む >

構造伏せ図は間取りを設計した設計士が必ず作図する

木造軸組工法は梁、柱、土台から構成されて伏せ図を基に木材を加工します。伏せ図には柱が建つ位置、梁の架ける位置、土台が通る位置や材の寸法、長さ、材種、金物の種類と軸組を組み上げる情報が相当な数で表記されています。その伏せ図は間取りを設計した設計士が描くか、外部の構造設計士に報酬を払い描いてもらうやり方があります。フラグシップでは木造2階建て以下であれば、僕が伏せ図を描き、許容応力度計算(構造計算)を...続きを読む >

架構を考えてから間取りを考える

昨年から通い始めた木構造を学ぶ定期塾へ本日も行ってきました。2年目の講座は実践で使えるようにと、手と脳を働かせる演習を交えながらで結構くたびれます。講師は先般の北海道胆振東部地震で被害のあった現地へ視察されていて、はじめにその報告から。この地震は液状化被害と土砂崩れによる被害が甚大で、土砂災害が起きている箇所は危険区域がハザードマップで記されているところのようでした。ハザードマップの信用性は高く、...続きを読む >

見せる筋かいをデザインする

耐震補強工事の要のひとつなのが筋かいの設置。築40年以上の建物であれば筋かいは入っていないことが殆ど。仮に入っていたとしても適当な設置や釘留めのみなど、筋かいの機能としては不安な状態が多い。筋かいは壁の内部に設置するので、内装仕上げをすれば姿は見えなくなります。改修工事完成後どこに筋かいがあるかを確認するため、図面にしっかりと記載して後に行う改修などの資料として保管しておくといいです。壁の内部に筋...続きを読む >